唾液中の特定物質を測定して、がんのリスクを手軽に調べるがん検査です。
1回唾液を取るだけで、一度に肺がん、膵がん、胃がん、大腸がん、口腔がん、乳がん(女性のみ)、の6つのがんのリスクを調べる検査です。がんで異常値を示す唾液中の物質をAIで解析することで、がんの種類ごとにそれぞれのリスクを調べます。
検査自体は、ストローで少量のだ液を容器にとるだけなので、所用時間はたったの数分間。だ液をとるだけなので、検査の痛みもなく、体調の悪化を不安に感じる必要はありません。どなたでも身体への負担を心配することなく安心して受けることができます。
遺伝子検査のように生涯にわたってのリスクを予測するものとは異なり、唾液採取した時点での身体の代謝物と疾患データベースに基づいて導いた、リアルタイムのがんリスクを知ることができます。グラフやチャートでレポートしますので、定期的な健康診断のように経時的変化も管理できます。
・ 痛い検査は苦手だ!
数滴のだ液をとるだけなので、身体に負担をかけません。痛みが苦手な方でも安心して受けていただけます。
・ 検査を受けるのが負担だ!
短時間で終わりストレスをかけません。採取にかかる時間は数分で終わります。採取後に具合が悪くなったり、体力が奪われることもありません。
・ 家族にがんの人がいて不安...
リアルタイムのリスクがわかる検査です。
遺伝性のがんである場合は親から50%の確率で遺伝するとされています。サリバチェッカーは、遺伝子検査のように生涯にわたってのリスクを予測するものとは異なり、だ液を採取した時点でのがんのリスクを調べる検査です。そのため、生涯に一度きりではなく定期的に受けていただくことをお勧めしています。
→出典:国立がん研究センター がん情報サービス
また膵がんのように早期発見が難しいとされているがんの早期発見にも役立つ検査です。
・ たばこを吸う、副流煙が気になる
たばこは肺がんのリスクを高めるとされています。
喫煙者の肺がんリスクは、非喫煙者に比べ、男性で「4.4倍」、女性で「2.8倍」高まるとされています。
→出典:国立がん研究センター 社会と健康研究センター
・ 便に血が混じる
血便は身体が発する異変シグナルです!便に血が混じる病気には大腸がん、ポリープ、憩室炎、虚血性腸炎、放射線腸炎など、色々あります。出血の放置はNG!
・ 糖尿病が気になる
糖尿病は膵がんのリスクが高いとされています。日本膵臓学会によると糖尿病を患った、または糖尿病歴のある方は膵がんを約2倍発症しやすいとされています。
→出典:[科学的根拠に基づく] 膵癌診療ガイドライン – 日本膵臓学会
① 当院にて約0.1ccの唾液を採取します。
ストローを通して採取容器に採取しますが、採取自体は2~5分程度で終わります。
※検査2日前より、食事制限など注意事項があります。
詳細は検査予約時にお伝えしています。
② 当院で採取した検体をラボに送り、唾液成分を測定してもらいます。
検査結果は、検査実施日から約2~3週間で当院に届きますので、その頃にもう一度ご来院頂き、結果をお渡しして詳細の説明をさせて頂いています。
③ がんのリスク値が高い場合は、がんの種類によって別の医院をご紹介します。
口腔がんのリスク値が高い場合は、より詳しく口腔がんの検査が出来る口腔がん検診をお勧めしています。→詳細はこちら
リスク値が低い場合でも、定期的にサリバチェッカーを受診して、がんリスクの状況を確認することをお勧めいたします。
詳細、及びイラストなど:株式会社サリバテック